建設キャリアアップシステム登録に対する助成金

厚生労働省の「人材確保等支援助成金」に「建設キャリアアップシステム等普及促進コース」が追加されています。
建設事業主団体が建設キャリアアップシステム等の登録料・手数料に係る補助や申請手続の支援、就業履歴の蓄積を行うための機器・ソフトウェアの導入等の取組を行った場合に、対象経費の一部を助成するものです(個別の建設事業主に直接支給されるものではありません)。


以下のような事業(複数選択可)に対して、対象経費の2/3を助成

  • 建設事業主団体が、構成員に対し、事業者登録料、技能者登録料、レベル判定手数料、見える化評価手数料の全部又は一部を補助する事業
  • 建設事業主団体が、構成員を対象に事業者登録、技能者登録、レベル判定、見える化評価の申請手続等(手続きに関する相談・援助を含む)を支援する事業(申請手続等を行政書士等の外部機関へ委託する場合の委託費も対象経費となります)
  • 建設事業主団体が、構成員におけるカードリーダーなどの各種機器やアプリなどのソフトウェア等の導入を促進する事業

その他にも「若年者及び女性に魅力ある職場づくり事業コース」には、建設事業主団体が、建設キャリアアップシステム及びそれに関連する事業の普及促進に必要な講習会等を開催した場合に係る経費を助成する制度があります。

いずれも令和6年度の内容です。助成を受けるには要件があります。詳しくは、厚生労働省のホームページをご覧ください。

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